画質を損なわずに動画を圧縮する方法
大きな動画ファイルは送るのが遅く、ストレージもすぐに埋まります。圧縮が実際にどう働くのか、どの設定が効くのか、そして鮮明さを保ったまま動画を小さくする方法を解説します。
2026年6月6日 更新
手っ取り早い答え
動画を小さくするには、まずビットレートを下げ、それでも足りなければ解像度を下げます。ブラウザ内コンプレッサーは数クリックで両方を行い、すべてをデバイス上で処理し、素材をアップロードしません。以下では各設定が何をするかを説明するので、やりすぎずに目標サイズへ到達できます。
動画を大きくしているもの
動画ファイルのサイズを左右するのは三つです。解像度(1 フレームあたりの画素数)、ビットレート(1 秒あたりに費やすデータ量)、そしてコーデック(そのデータをどれだけ効率よく詰め込むか)。高ビットレートの 4K クリップは巨大ですが、同じ素材を 1080p と最新コーデックにすれば、サイズはわずかになり、スマホやノートでも十分きれいに見えます。
ビットレート:最大のてこ
たいていビットレートで最も得をします。1 秒あたりにどれだけ細部を残すかを決めるもので、削れば見た目をほとんど変えずに素早く容量を落とせます ── とくにトーキングヘッド動画、画面録画、激しい動きのないものでは顕著です。少しずつ下げて結果を確認しましょう。元の値よりかなり低いところに最適点が見つかることが多いです。
解像度とフレームレート
ビットレートだけでは足りないなら解像度を下げます。4K から 1080p、あるいは 1080p から 720p にすると画素数が大幅に減り、ファイルがぐっと小さくなります。フレームレートも効きます。なめらかなスローモーションが要らない 60fps 素材は 30fps に落とせば、半分のフレーム分のデータを手放せます。
なぜブラウザ内で圧縮するのか
動画ファイルは大きく、しばしば個人的です。数ギガバイトのクリップをオンラインサービスにアップロードするのは遅く、素材を他人のサーバーに預けることになります。最新のブラウザ内コンプレッサーは、利用できるときは WebCodecs を通じて、なければ内蔵エンジンにフォールバックして、お使いのデバイス自身のハードウェアを使います。だから動画はローカルで処理され、マシンから出ません。速くてはるかにプライベートです。さらに、再圧縮ではなくコンテナの変更だけでよいなら、フォーマットコンバーターのほうが軽い選択です。
かんたんな手順
- 1動画コンプレッサーを開き、MP4、MOV などのクリップをページにドロップします。
- 2目標を選びます ── 画質レベルかサイズ。解像度とビットレートを下げると最も小さくなります。
- 3圧縮してダウンロードします。動画はブラウザ内のローカルで処理され、アップロードされることはありません。
よくある質問
まずビットレートを下げて比べてみましょう ── 見た目の変化を最小限に抑えつつ、最も多くの容量を削れます。それでも大きすぎるなら解像度を下げます(例:4K から 1080p)。保存すべき画素が大幅に減るため、効果が大きいです。
画質をいくらかサイズと引き換えにしますが、適切なビットレートなら多くの画面でほぼ同一に見えます。コツは、圧縮済みのコピーから繰り返すのではなく、元から一度だけ圧縮することです。
はい。ブラウザ内コンプレッサーはお使いのデバイスのハードウェアで動画を処理するので、大きなクリップやプライベートなクリップでもパソコンから出ず、サーバーに保存されることもありません。